明日はスポチャン

デジカメの充電器、出てきたー、良かった...
(バッテリも2本とも充電できたし、めでたしめでたし)



毎週日曜日の午前中はスポチャンの教室に行っています。
スポチャンと言ってもマイナーなスポーツなので、知っている方は少ないかもしれませんが、正式名称「スポーツチャンバラ」というスポーツです。

 <スポーツチャンバラ
  http://www.internationalsportschanbara.net/jp/index.html

 <得物と競技種目(動画など)>
  http://www.internationalsportschanbara.net/newclass.html

エアーソフトという空気で膨らませた棒状の剣が主な武器(得物と呼びます)です。これで体を直接叩いてもほとんど痛くありません。得物は9種類くらいあって、異なる得物どうしでの対戦などもできます。二刀なども良く練習しています。

防具はラバー製の「面」を着けますが、剣道などと違って籠手(こて)や胴(どう)は着けません。

 <用具>
  http://www.internationalsportschanbara.net/tool.html

服装は自由です。私はジャージのズボンにTシャツでやっています。

身軽なので動きが素早く、対戦では剣道よりもボクシングのような感じの動きになります。
1試合3分間の対戦はかなりハードで、慣れないと後半で息が上がってしまいます。

対戦のルールは、基本的には真剣(刃物)での実戦をイメージしていて、どこを狙っても良く、どこかを切られたら負け、相打ちも両者負け、という風になっています。

普段剣道をやっている大学生と、ちょっとすばしっこい小学生がスポチャンで対戦すると、小学生が勝ったりします。
これは、剣道をしっかり習ってしまうと足を打てなくなる(禁止されているので)のですが、スポチャンでは足も有効打突部位(ここを打てば得点になる)なので、低い位置から切り込む子供の方が有利な場合があります。

また、1対1ばかりでなく、1対多、多対多などの人数でも対戦できます。

元々は護身道から来ているスポーツなのだそうですが、スタイルは自由です。
実際、長剣(100cmくらいの剣)での対戦で、一方の選手は剣を両手で持ち、他方の選手は片手で持つ、というのも良くあります。

攻撃の技や構え方も、日本風だったりフェンシング風だったりと、各自好みにより様々です。
場所も体育館でやることが多く、基本的に裸足です。

級や段もあり、審判員やインストラクタの資格試験もあります。
ちなみに、松っちゃん一家(父)は初段、(長男)は一級、(次男)は受験の為お休み中です。(長男)は初段の試験を受けるはずだったのですが、腕を骨折してしまったので、こちらも現在お休み中です。


と、長々スポチャンの話を書きましたが、これも松っちゃんの動きに少し関係があります。

松っちゃんの重心移動の仕方、足の運び方、間合いの取り方、攻撃と防御の組み合わせ方から逃げ方(?)に至るまで、色々とスポチャンの影響を受けています。(やはり、自分の体で掴んでいる動きを基にするのがやりやすいので。)

J class で使った足を掬う技の時に、体を傾けながら足を滑り込ませて行く動きや、左右への素早い旋回動作などでは、重心移動のさせ方が大きなポイントになっています。これらのモーションは、自分がスポチャンで実際に動いている時の感覚を基に作っています。

旋回モーションの話ですが、ノーマルなKHR-1では足首に旋回軸がないので、近藤科学さんのサンプルモーションなどでも、一旦ずらして開いた足を引き寄せることで体全体を回転させています。
しかし、体重の移動方法、足の関節の使い方、関節の脱力タイミングなどをうまく組み合わせると、旋回軸サーボが無くてもかなり素早く旋回できるようです。
松っちゃんの旋回モーションは、どちらかというとこの方式に近いです。足首の非力な旋回軸サーボだけに頼っても、あまり速く回れないので。
大雑把にいうと、腰を落としながら片方の膝を深く曲げていく感じになります。

摺り足や膝の使い方については、古武術甲野善紀氏の本などを参考にしたりしています。
実は、この人のホームページの「随感録」に出てくる或るモノが、今度の新しい松っちゃんに大きく影響を与えています。

 <松聲館>(甲野善紀氏のホームページ)
   http://www.shouseikan.com/

まだ公開出できるところまで完成していないのが残念 (^^;