一発目は足裏のお話

皆さんにお願いしまくって、あちこちからリンクはっていただきました。
本当にありがとうございます。

で、一発目は J class 4 参加時の松っちゃんの足裏のお話を。

松っちゃんの足裏は大きい。 というか異様にデカい。

J class 4 参加機の中で一番足が長かった上、規定ギリギリの比率まで大きく作ったので。

それはもう、コタツ板を履いて歩いているような有様です。

基本的に松っちゃんの構造は(足に限らず)、「足を掬う技」だけの為に特化させました。

足裏の大きさ、形、材質、強度、取り付け方...どれもこれもこの技の為に。


  • 大きさは、足裏を相手の足の下に差し込む為に少しでも大きく。
  • 形は、相手の足の下に差込み易いよう出来るだけ薄く。
  • 相手を乗せて倒せるだけの丈夫さと、相手の全体重がかかっても壊れない柔らかさも。
  • 相手を掬う時に自分が倒れないよう足先以外はできるだけ丈夫で変形し難く。

といった感じです。

<足裏データ>
 サイズ : 140mm×90mm
 板厚 : 1mm
 縁の高さ : 6mm
 材質 : アルミ(パンチング材)
 その他 : パンチ穴は直径3mmでピッチが5mm
       かかと部の角からの長さ(対角線)が規定を
       超えないよう、つま先の左右端を斜めにカット。
       (大会の数日前までサイズオーバーに気付いて
       おらず、慌てて切り落としたのは内緒)

このパンチング板はかなり軽く、つま先はわざと縁を立てていないのでビヨンビヨンに柔らかです。

ここがあまり硬いと、技を掛けにいった瞬間に重量級の相手にガツンと踏み込まれると自分が倒れてしまうので。

また、足掬い技の動きは「足先を差し込んでから垂直に持ち上げる」というのではなく、「斜めにして滑り込ませて押し込んでいく」といった感じなので、つま先はある程度
湾曲する方が良く、すべりも良くしてあります。

板の縁はパンチ穴のせいで鋸状に見えますが、徹底的にヤスリがけしてツルツルです。

足裏をギリギリまで差し込めるように、サーボホーンの取り付け部分にはビーム材などは一切入れませんでした。ホーンをボルトで止めただけです。

でも、さすがにそれだけだと「たわみ」が大きすぎたので、軸穴をゴリゴリ削ったフリーホーンをサーボ軸のところに2枚入れました。これで直立時にフラつかなくなりました。

足裏側からみたサーボホーンの取り付けはサラねじ4本。この辺りはひたすら瞬間接着剤でゴテゴテと固めています。

あと、ホーンの傍にカエルの口みたいな穴があるのは、ホーン取り付け位置が後ろ過ぎたので、左右の足裏板を入れ替えて穴を開け直した跡です。

# 現物合わせなのがモロばれ (^^;

今回はこんなところまでです。